社会人になって10年、転職した回数は数知れず。いつも合わないと感じて転職をしてしまう。本当にそういう人もいます。そんな人が「転職沼」にはまり込み、負の転職スパイラルから抜け出せなくなっているかも。
企業と自分が合っていないところばかり引き当てる
とにかく企業運がない人もいます。転職する先がいつもブラック企業だったりする、なんてことも。
それは企業を見る目がないせいかもしれません。
ダメンズウォーカーと呼ばれる、駄目な彼氏ばかり渡り歩いてしまう女性がいます。どうしてもダメンズばかり引き当てるのは、実は自分にも原因があるのです。
本当はいい企業なのに、なぜか魅力を感じなかったりする。いい企業ほど無個性なこともあります。
逆に個性的だと感じた企業に魅力を感じてしまい、応募してしまうのです。
もちろん、無個性や個性的と感じるのは人それぞれ違います。
ブラック企業を渡り歩く人が感じる魅力的な企業ほど、本人と合っていないかもしれません。
業種が合っていない
企業ではなく、その業種に合っていないのかもしれません。
本当は接客業が苦手なのに、飲食店ばかり応募していませんか。もしくは、プログラミングは好きだけどそれを仕事にすることが苦手なのかもしれません。
自分にはどの業種が最適なのか、もう一度見直す必要があるでしょう。
転職先は正社員だけじゃない
そもそも正社員という雇用形態に合っていないのかもしれません。
ある人は30歳を過ぎてからカバン職人になった人がいます。また、28歳から陶芸家を目指している人もいます。
今、地方では跡継ぎがいない職人を支援する団体が存在します。その団体を通して、希望の職人に弟子入りすることができるシステムです
ですが、職人というのはその手ひとつで稼いでいくもの。生半可な気持ちでは務まりません。
しかし、実は職人が背負う辛さのほうが堪えられるような性質を持っている可能性もあるのです。
辛さの耐性は人によって違います。傍からみれば職人の修行はとても辛いものに見えます。実際に過酷でしょう。しかし、フルタイムで勤務するよりもマシだと思える人もいるのです。
自分はどんな辛さに堪えられるのか、知る必要はありますね。